お知らせ

2024.04.01

2024年度 奨学生募集開始しました。

【申込受付期間】
2024年4月1日(月)~6月21日(金)郵送必着

【お願い】
個人の方からのお問合せ・ご応募は受け付けておりません。
必ず所属する学校の奨学金窓口を通じてご対応いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

募集要項等はこちら

理事長挨拶

世のため、人のために。
新しいことに挑戦する気概を持って。

大森機械工業株式会社の創業者・大森昌三(故人)は、自身も技術者であり業界随一のアイデアマンとして活躍した人物です。業界初の魚肉ソーセージの自動結紮機「クレハロンパッカー」を完成させ、水産業界の飛躍を独自の機械開発によって支えました。常に、お客様が望んだ以上の機械をつくること、それが技術者・大森昌三の信念でもあったのです。

当財団はそんな創業者の意思を伝えながら、将来技術者を志す学生たちを支援するために設立されました。日本が誇るもの作り産業の発展のためには、より優秀な技術者の人材育成が不可欠です。大森昌三は一貫して「世のため人のために、技術を高めることが大切」という考えを持っていました。「大学や大学院等で、高度かつ専門的な技術を学びたい」という強い思いのある学生たちに、当財団は奨学金の給付等を通してサポートし、今後もその支援をさらに充実させていきたいと考えています。

いま、世界の情勢は大きな変化の中にあり、その変化のスピードも年を追うごとに加速度を増しています。このような急速な変化の時代の中にあっても、しっかりとその先を見据え、次のニーズに的確に対応していくことが求められます。いかなる状況でもフレキシブルな心を持って、新しいことに挑戦していくことは技術者の使命でもあります。学生の皆さんが専門知識や技術により磨きをかけ、気概を持って自身の夢と希望を実現されていくことを大いに期待しています。

一般財団法人 大森昌三記念財団
理事長大森 悠一